建築士試験の学科試験(建築計画・建築作品)において、毎年のように出題される「共同住宅(集合住宅)」の分野だけを1ページに凝縮したブログ記事を作成しました。
「歴史のタイムライン」「超重要作品」「廊下・住戸形式」をスマホで一気に見直せる構成にしています。コピペして微調整するだけで、そのまま記事として公開可能です。
【建築士試験】計画・作品で必ず出る!「共同住宅(集合住宅)」一発暗記チェックリスト
こんにちは!建築士試験の学科対策、順調ですか?
「建築計画」の科目で、毎年のように受験生を悩ませるのが「共同住宅(集合住宅)」の歴史や計画手法です。
作品名、設計者、廊下形式、そして紛らわしい「◯◯ハウス」の定義など、覚えることがたくさんあって頭がごちゃごちゃになりがちですよね。
そこで今回は、試験に出る共同住宅の重要ポイントだけを1ページにギュッとまとめました!
通勤・通学時間や、試験前日の最終チェックにぜひ活用してください。
📅 1. 共同住宅史のタイムライン(並び替え対策)
日本の集合住宅の歴史は、「時代のニーズ(なぜ作られたか)」とセットで時系列に並び替える問題がよく出ます。まずは全体の流れを頭に入れましょう。
【大正・震災復興】 同潤会アパート(日本初の本格RC造)
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【戦後・復興期】 都営高輪アパート(戦後初のRC公営住宅)
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【昭和26年・変革】 51C型(ダイニングキッチン誕生・食寝分離)
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【昭和33年・高度成長】晴海高層住宅(前川國男・3層スキップフロア)
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【昭和58年・多様化】 六甲の集合住宅(安藤忠雄・斜面セットバック)
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【平成5年〜・環境】 NEXT21(スケルトン・インフィル、屋上緑化)
🏢 2. 試験に必ず出る!国内外の「超重要作品」
🇯🇵 日本の重要作品
- 同潤会アパート
- 背景: 関東大震災の復興。被害の大きかった東京・横浜の市街地に建設。
- 特徴: 日本初の本格的鉄筋コンクリート造(RC造)集合住宅。
- 都営高輪アパート
- 特徴: 太平洋戦争後、最初のRC造公営住宅(集合住宅復興の象徴)。
- 公営住宅標準設計51C型
- 特徴: ダイニングキッチン(DK)を初めて採用。それまでの寝食同室から、「食寝分離」のライフスタイルを定着させた歴史的転換点。
- 晴海高層住宅
- 設計者: 前川國男
- 特徴: 日本住宅公団初の都市型高層集合住宅。3層ごとのスキップフロア形式を採用。
- 六甲の集合住宅
- 設計者: 安藤忠雄
- 特徴: 急峻な斜面に沿って建物をセットバック(階段状に後退)させることで、建築物を地形になじませている。
- NEXT21
- 特徴: スケルトン・インフィル(SI)方式を採用した実験住宅。将来の間取り変更やメンテナンスが容易。屋上緑化などの環境配慮も特徴。
- 坂出人工土地[香川県]
- 設計者: 大高正人
- 特徴: スラム化対策。1階を駐車場や商店街とし、その上にRC造の「人工土地」を構築して木造一戸建て風の公営住宅を乗せた、立体的な都市再開発モデル。
- 中銀カプセルタワービル[東京都]
- 設計者: 黒川紀章
- 特徴: メタボリズム(新陳代謝)の代表例。工場生産された独立カプセル(住戸)をシャフトに取り付け、時代に合わせて交換可能にした思想。
- 熊本県営保田窪第一団地[熊本県]
- 設計者: 山本理顕
- 特徴: 住棟で四角く囲んだ中央に「中庭(パブリック・コモン)」を配置。各住戸は、1階のピロティや階段室を通ってから中庭にアクセスするコミュニティ重視の構成。
🇫🇷 海外の重要作品
- ユニテ・ダビタシオン[フランス]
- 設計者: ル・コルビュジエ
- 特徴: 複合型高層集合住宅の原型。ピロティ、屋上庭園、メゾネット型を導入。
📊 3. 廊下形式のトレードオフ(ひっかけ対策)
計画の文章問題で「正しいもの(または誤っているもの)を選べ」のターゲットになりやすい形式の違いです。
| 形式 | 構造の特徴 | メリット | デメリット・試験のヒント |
| 片廊下型 | 片側に廊下、反対側に住戸 | 採光・通風が全戸良好 | 廊下側のプライバシー確保が必要。敷地効率は低め。 |
| 中廊下型 | 中央に廊下、両側に住戸 | 敷地効率(住戸密度)が高い | 通風・採光が不利(片面採光になりがち)。メゾネット化で通風を補う。 |
| スキップフロア型 | 3階ごとなどに共用廊下を設置 | 廊下がない階は両面採光が可能 | エレベーター非停止階の移動負担。廊下面積を減らし通風を確保。 |
| 階段室型 | 廊下をなくし階段から直接各戸へ | 通行人がおらずプライバシー最高 | エレベーター設置が困難(低層向け)。全戸両面採光。 |
🔍 4. 紛らわしい「◯◯ハウス」の定義
ここを入れ替えるひっかけ問題が多発します。キーワードで完璧に区別しましょう!
- テラスハウス: 各戸が地面に接し、「専用の庭(テラス)」を持つ低層連続住宅。
- タウンハウス: 建物は低層だが、住戸間に「共有の庭(コモンスペース)」を設ける。
- コーポラティブハウス: 入居希望者が「組合を結成」し、共同で土地取得・自由設計する。
- コレクティブハウス: 独立住戸とは別に、「共同の食堂・台所」などのコモンスペースを持ち、家事や育児を協働化する。
🎯 5. 得点力をもう1点底上げする「数値」
最後に、計画問題でポロッと出題される「収納計画の目安」数値を頭に入れておきましょう。
- 収納面積: 住戸床面積の 10〜15% が目安。
- 造付け収納: そのうち半分程度(床面積の 5〜7.5% )を造付け(クローゼットや押入)にする。
共同住宅の問題は、「時代背景(51C型など)」や「形式の機能的メリット(スキップフロアなど)」を理解してしまえば、本番で確実に点数を稼げるボーナスステージになります。
この記事をブックマークして、試験当日の朝まで何度も見返してみてくださいね。
あなたの合格を応援しています!

